【1/6(土)】持ち寄る社会と、逃げる場所
2018.01.06 未分類
今日はだいぶ、重くて、黒い話。
これはFBやブログで書くか、書かないか、迷ってました。
ただ、他の今現在の気持ちとして、残しておきたいので、書きたいと思います。
2017年3月まで、上記のあいちコミュニティ財団にて働いていました。
正直に自分の精神状態を書くと、
まだ、関わるのが怖いというのが本音。
退職から1年近く経って、ようやく、財団のFBや HPが見られるようになりました。
勤務していた時のメールは、まだ見れない。
私自身の超過勤務分を証明したら何か手当が貰えるのかもしれないけど、
それを証明するために、関わるのが怖い。
今日現在、率直に言うと、そんな気持ち。
でも、それでも書きたいな、と思ったので、書き始めます。
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辞めると決めたのは、
もう、メールを見るのさえ怖くなってたから。
在宅で仕事をしていたので、メールが主な連絡手段だったのに、
その時、限界だと思いました。
それでも、自分が決めた転職だったし、
なんとかしなきゃ、と思ってた。
そして、夜中まで仕事して、
家事もできないのに、仕事で潰れていく。
そんな、醜い私を家族にも見せたくなくて。
家族とも話さないまま、布団にくるまってた私に、
「もう辞めてほしい」と言われた夫の言葉で、ようやく辞表を出しました。
自分が「働きたい」って言っておきながら、
自分の中で「たった数ヶ月で辞める自分」が認められなかったんです。
でも、夫の言葉でようやく決断できました。
それでも、退職の時は、逃げるように辞めました。
本当に少数の方にしか告げることができないまま、辞めました。
精神的にも体力的にも辛い時の
だから、「いつの間に退職したの?」って言葉は、自分の胸がズキズキしてました。
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一人で仕事をするようになって、新しい人間関係にも慣れてきて。
そうして、財団と心の距離がようやくできた時のニュースでした。
www.chunichi.co.jp
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退職から1年近く経っての新聞報道だったから、
「もう、忘れたい」という気持ちから、
ようやく、少しずつ、感謝の気持ちも湧きだしてた時でした。
これは、ずっと変わらずに思っていることだけど、
あの仕組みを作った代表はすごいと思う。
そして、「財団がしていること、は、世の中に必要なこと」だと思います。
たくさんの団体を次のステップに導くプログラムを作っていたことは
NPOが広まっていく中で、大きな功績だと思います。
それに、彼じゃなかったら、
設立から数年でこれほどのスピードでの拡大はなかったと思う。
スタッフとして、財団で働きながら出会った人とは、
今でもたくさん、お付き合いさせていただいていて、
学ぶことも報酬以上の出会いをいただけたと思っています。
その点にはとっても感謝しています。
そして、仕事の仕組みとか方法も勉強になったのは間違いない事実。
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本当に、ようやく気持ちが落ち着いた今だから、言えることだけど、
(この記事が出たのが、今で良かったと思っています)
「個人として仕事ができる」と「マネジメントができる」は違うと思いました。
彼は、他の分野でも仕事ができる人であるはずなのに、
あえて、この報酬にするのは難しい業界で仕事をしているなぁとも感じていたので、
「個人として仕事ができる」
「マネジメントができる」
「報酬以外の視点で職業選択ができる」
そんな人は、日本にどれくらいいるのだろうなぁと思う。
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辞めた直後だったら、もっと、私から出る言葉は、
もっと、汚れた言葉ばかりだっただろうし、
これから出てくるニュースでも、考えは変わるかもしれないけど、、、
そんなスーパーヒーローみたいな人を待っているよりも、
「持ち寄る社会」と「逃げる場所」が私は作りたいなぁと思いました。
仕事のスキルや能力や視点は人それぞれ。
完璧な人なんて、待ってても、出てこない。
特にこれから、もっと社会に必要となる、NPOだからこそ、
みんなの力をそれぞれ持ち寄る社会になったら。
そして、私自身が逃げたいと思った時に、
辞めるってことができなくて。
とっても苦しくても、その苦しみを我慢する以外の方法がわからず、でも苦しくて。
その苦しさをどこに相談したらいいか、わからなかった。
(結果的には夫や友人に、ものすごく助けられたのだけど)
だから、逃げる場所を作りたいな、って思った。
「こうしたらいいのに」という正解を伝えることはできなくても、
「まずは、ここにおいで」っていう、
「ここで、少し休んだら」って声をかけれる、避難場所みたいな。
まだ言葉足らずにも感じられるけど、これが今の、率直な気持ちです。