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学会発表のご報告「女性の活躍における育休期間の重要性」人を大切にする経営学会 第6回全国大会@立命館大学

2019年9月6日(金)~9月8日(日)にかけて、「人を大切にする経営学会」第6回全国大会が開催され、
代表 上松恵子がテーマ「女性の活躍における育休期間の重要性」として学会発表を行いました。

■学会 : 人を大切にする経営学会 第6回全国大会
 ・開催期間 : 2019年9月6日(金)~9月8日(日)
 ・開催場所 : 立命館大学 大阪いばらきキャンパス

■発表詳細
 ○日時 : 9月8日(日) 9:30~11:00
 ○テーマ : 女性の活躍における育休期間の重要性
 ○会場 : 分科会研究発表 第2分科会 3階セミナー AC348

今回は、多くの女性が育休を取得するようになり
出産後に復職しているにも関わらず、
その後、仕事と家庭の両立の壁を乗り越えられず
1年以内に離職してしまう割合が高い現状をお伝えしました。
そしてその解決策についての発表を行いました。

この課題を乗り越えるための解決策の一つとして、
育休中の学びの場が増えています。

これまでは出産・育休はキャリアダウンと捉え不安を感じる女性も多かったのですが、
女性の成長や学びの機会とできるような過ごし方が出てきており、
育休期間の過ごし方が多様化してきています。

復職後は、慣れない育児に焦点が行きがちで
これまでも「育児や家事の効率的な方法」や「家庭内の分担」等の講座はありましたが、
それらに加え、育休を利用してスムーズな復職に必要な思考法を学ぶことで
出産後の限られた就労時間時間でも成果が出せるようになるようなインプットをする女性が増えてきました。

また、インプットをした上で復職後の女性15名からアンケートでリアルな声をいただきましたが、
「インプットした効果を感じる」と全ての女性が答えてくださいました。

さらに、アンケートでは、似たような境遇の方々と出会い、
仕事の話もプライベートの話も気軽にできる仲間と出会うきっかけとしても有効であるとの声が多数ありました。

会場では、会社経営者の方々や管理職の方、
総務・人事の方から非常に多くのご意見やご感想を頂き、
女性のキャリア継続や育休期間を活用した学びの重要性についての
関心の高さを知るキッカケにもなりました。

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